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ささみの茹で方|下ごしらえから茹でるときの注意点、保存方法まで

鶏のささみといえば、ヘルシーで値段もお手ごろですが、鶏のもも肉などと比べると脂が少なく、うっかり火を通しすぎてパサパサした食感になってしまったなんて経験はありませんか。

今回は、簡単なのにしっとりジューシーに仕上がるささみの茹で方のコツと、下ごしらえのポイント、上手な保存方法についてご紹介します。
鶏のささみといえば、ヘルシーで値段もお手ごろですが、鶏のもも肉などと比べると脂が少なく、うっかり火を通しすぎてパサパサした食感になってしまったなんて経験はありませんか。

今回は、簡単なのにしっとりジューシーに仕上がるささみの茹で方のコツと、下ごしらえのポイント、上手な保存方法についてご紹介します。

1.まずは下ごしらえ。ささみの筋の取り方

ささみの身には白い筋がついています。この筋を取るひと手間が、調理後の仕上がりを大きく左右します。

 

●ささみの筋を取り除いたほうが良い理由

ささみの筋を取らずにそのまま調理すると、硬い状態で残ってしまうため、口当たりが悪くなります。

また、筋が付いたまま加熱すると、筋と一緒に身も縮んでしまうことがあります。

 

身を割いて使うときは、加熱後に筋を取り除く場合もありますが、生の状態で先に筋を取ったほうが、その後の調理工程が楽になるでしょう。

●ささみの筋の取り方

・包丁を使う方法

 

1. ささみの身の厚いほうの端の部分に包丁を入れ、埋もれている筋を出す。

 

2. ささみの身の部分が上になるようにして、筋に沿わせるように包丁を当てる。

 

3. 包丁を持つ手と反対の手で筋の端を押さえ、包丁を上下に動かしながら、ささみの身の細いほうに向かって筋をこそげ取る。このとき、途中で筋が切れないよう、ささみの身を押すようにして包丁を動かすのがポイント。

 

 

・フォークを使う方法

 

1. 包丁の場合と同様に軽く切り込みを入れて埋もれている筋を出したら、筋が上にくるようにささみを置く。

 

2. フォークの爪の間にささみの筋を通し、筋の先を指でしっかりと持つ。

このとき、筋が滑って持ちにくいようなら、キッチンペーパーや調理用の布巾などで押さえると良い。

 

3. フォークで身をまな板に押し当てて、手で引っ張りながら筋を取る。

フォークを使う代わりに割り箸で筋を挟んでも良いでしょう。

 

 

 

2.ふんわり柔らかく。ささみのおいしい茹で方

ささみを柔らかく茹でるためには、ちょっとしたコツが必要です。

簡単においしく仕上げるためのポイントを解説します。

 

●準備するもの

・ふたつきの小鍋
・ささみ
・塩

 

●下準備の方法

1. 小鍋にささみがしっかり浸かる量の水と塩(500ミリリットルの水に対して小さじ1程度)を加えて火にかける。お好みで、香りが良くなる生姜やねぎの青い部分などを一緒に入れるのもおすすめ。

 

2. 冷蔵庫からささみを出し、キッチンペーパーでささみの水分を拭き取ってから軽く塩をふっておく。

 

●ささみの茹で方

1. お湯が沸騰したら、ささみを入れる。

 

 

2. すぐに菜箸でひっくり返してふたをする。火を止め、そのまま余熱で火を通す。

置いておく時間の目安は8分ほど。

 

※大きめのささみや冷蔵庫から出したてのささみを使う場合は、10分ほど置いてから様子を見ると良い。

 

3. お湯から取り出して粗熱が取れるまで待ち、その後ほぐす。

火が通ったささみは、繊維に沿うように指を入れると簡単にほぐれる。筋を取らずに茹でた場合は、この段階で筋と身を分離する。

 

なお、ささみの茹で汁は、もやしや春雨、わかめなどの具材を入れ、すりおろしたしょうがやしょうゆ、ごま油などで味付けをすれば、おいしいスープとして活用できます。

 

●ささみが硬くならないようにするための注意点

ささみの身にはほとんど脂分がないため、強火で茹でたり、長時間加熱したりすると硬くなります。

ささみの身を柔らかく仕上げるためには、余熱だけで火を通すのがポイントです。

 

3.より簡単に。電子レンジでささみを調理する方法

鍋に水を入れて沸騰させる時間がないときに便利な、電子レンジを使ったささみの調理法についてご紹介します。

●準備するもの

・ささみ
・フォーク
・耐熱容器
・塩とこしょう
・酒
・ラップ

●電子レンジでの加熱方法

1. ペーパータオルなどでささみの水分を拭き取り、冷蔵庫で冷やしていた場合は常温に戻しておく。

 

2. フォークの先を使ってささみに数カ所穴を開ける。

 

3. ささみを耐熱容器に並べ、塩・こしょうで下味をつけて酒を少々ふりかける。

 

 

4. ふんわりとラップをかけ、500Wで約5~6分加熱する。このとき、2分程度経過した段階で一度様子を見て、左右を返してから再度レンジにかけると、加熱のむらが少なく仕上がる。

 

加熱時間は使用するレンジによって多少異なるため、一度少し早めに取り出し、火の通りをチェックしてから最後まで加熱すると良い。

 

 

5. 加熱時間が終わったら、ラップをかけたまま冷ます。粗熱が取れたらささみを手でほぐす。

 

 

レンジで加熱したささみをすぐに使わない場合や、残りを保存する場合は、容器に溜まった汁に漬けておくとパサつきにくくなります。

●電子レンジで調理するときの注意点

ワット数が強いと、急速に火が入りすぎて硬くなってしまいます。時短のために出力を上げすぎないことがポイントです。

 

また、フォークで穴を開けずにそのまま加熱すると、ささみの表面の薄い膜の中に閉じ込められた水分が、行き場をなくして爆発してしまうことがあります。

下準備のときに必ず穴を開けるようにしてください。

 

 

4.長持ちさせる。ささみの正しい保存法

生の状態で保存する場合も、加熱後に保存する場合も、ポイントを押さえれば、ささみのおいしさを長持ちさせることができます。

●買ってきたささみを保存する場合

生のささみは傷みやすいので、一般的には加工日から1~2日以内に賞味期限が設定されています。

 

早めに使い切るのがベストですが、すぐに使わない場合は、パックから出してペーパータオルなどで水分を拭き取り、空気が入らないようにラップをして冷蔵しましょう。

 

冷凍保存するときは、用途に応じて筋を取るなどの下処理をしてから肉の表面の水分を拭き取ります。

 

1本ずつラップに包んでから金属製のバット(トレイ)などに並べて冷凍し、凍ったらまとめてジッパー付きの保存袋に入れて保存します。肉は空気に触れると酸化して傷みやすくなるので、冷凍する場合は買ってきたらすぐに下処理をして保存してください。

 

また、熱伝導の良い金属製のバットを使用し、なるべく早く冷凍できるようにすると、解凍して使うときのおいしさをキープできます。

 

冷凍後は、2~3週間を目安に使い切るようにしましょう。

 

●茹でた(電子レンジで加熱した)ささみを保存する場合

「茹でる」「蒸す」など、完全に火を通したささみであれば、調理した日から3日程度は冷蔵保存が可能です。

 

おいしさを損なわないためには、調理した際の茹で汁に浸けた状態で、ジッパー付きの保存袋などの密閉容器に入れ、空気に触れないように保存しましょう。

 

 

また、ささみは食べる直前に裂いたほうが、しっとりと状態良く調理できるので、ほぐさずにそのまま保存することをおすすめします。

 

加熱してから冷凍する場合、保存期間は3~4週間ほどが目安です。ほぐさずにそのまま冷凍する場合も、ほぐしてから冷凍する場合も、茹で汁ごとジッパー付きの保存袋に入れて密閉し、平らにして金属製のバットに乗せて冷凍保存します。

 

解凍する際は、レンジの解凍機能を使うと熱が急速に加わって身が硬くなる場合があるので、使う前日に冷蔵庫に移し、時間をかけて自然解凍すると良いでしょう。

 

ささみの風味やジューシーさを損なわずに解凍できます。

 

 

5.おいしく食べる。ささみを使った簡単レシピ

淡白でやさしい味のささみは、合わせる食材を選ばず、アレンジも自由自在です。

サッと作れておいしいささみのレシピをご紹介します。

【鶏ささみとアボカドのチーズおかかあえ】

カロリー:330キロカロリー/1人前
所要時間:8分

 

<材料(2人前)>

 

・アボカド 1/2個
・クリームチーズ 20グラム
・鷄ささみ 1本、
・酒 小さじ2
・A:塩 少々
・A:こしょう 少々
・B:しょうゆ 小さじ1
・B:わさび 少々
・仕上げ用のかつお節 3グラム

 

<作り方>

 

1. ささみの筋を取って耐熱容器に並べ、Aを振ってふんわりとラップをかけ、電子レンジで1~2分加熱する。
※ お使いのレンジにより、様子を見ながら調理してください。

 

2. アボカドの種を取り、皮をむいて2センチ角にカットする。クリームチーズは1センチ角にカットしておく。

 

3. ボウルにBを入れて菜箸で軽く混ぜ、わさびをしょうゆに溶いておく。

「2」のカットしたアボカドとクリームチーズ、仕上げ用のかつお節の半量を入れ、粗熱が取れたら「1」のささみを手で裂きながら加え、和える。

 

4. 皿に盛り付け、残りのかつお節を上に乗せたら完成。

 

 

【キャベツとささみのお浸し】

カロリー:93キロカロリー/1人前
所要時間:15分

 

<材料(4人前)>

 

・キャベツ 1/4個
・鷄ささみ 3本
・酒 大さじ1
・塩とこしょう 少々
・めんつゆ 120ミリリットル
・かつお節 6グラム

 

<作り方>

 

1. キャベツを食べやすい大きさに切ってさっと水洗いし、軽く水気を切っておく。

 

2. 耐熱容器に「1」の濡れたままのキャベツを敷き、上にささみを並べる。

 

3. 「2」に酒を加え、塩とこしょうをふってラップをかけ、電子レンジ(600ワット)で5分ほど加熱する。

そのまま余熱で中まで火を通し、粗熱が取れたらささみを手で裂く。

 

4. ボウルにキャベツとささみ、かつお節の半量を加え、めんつゆを回しかけて和える。

しばらく置いて味をなじませる。

 

5. 器に盛り付け、残りのかつお節を上からかけたら完成。

 

 

 

上記のレシピはこちらに記載されています。
http://www.yamaki.co.jp/recipe/

 

このほかにも、晩御飯のメインから簡単おつまみやお弁当のおかずまで、手軽に作れておいしいレシピを種類豊富に準備しています。ぜひチェックしてください。

 

 

6.ささみの上手な扱い方をマスターして食卓をより豊かに

ささみは、ほかの食材や調味料と相性が良いため、ちょい足しの一品を作るのにも大活躍してくれます。

下処理の手順や火の通し方、保存方法をマスターすれば、おいしさや柔らかい食感を損なわずに済みますので、家族に振る舞う料理のレパートリーが増え、毎日の料理もさらに楽しくなるでしょう。

 

本日の食卓に、ささみを使ったひと皿を追加してみてはいかがでしょうか?

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