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地域ごとに見る!おいしいおだしを使ったお雑煮レシピ7選

お正月の定番料理と言えば「おせち」ですが、忘れてはいけないものがもうひとつ、「お雑煮」。定番とはいいながら、それぞれの地域の伝統を受け継いで独自の発展を遂げてきており、家庭の数だけ種類があるといわれるバラエティ豊かな料理です。友人・知人らとの会話で「お正月にどんなお雑煮を作るか」「丸餅か角餅か」などの話題で盛り上がったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

地域によって異なるお雑煮とヤマキ流の新作アレンジお雑煮のレシピをご紹介します。
お正月の定番料理と言えば「おせち」ですが、忘れてはいけないものがもうひとつ、「お雑煮」。定番とはいいながら、それぞれの地域の伝統を受け継いで独自の発展を遂げてきており、家庭の数だけ種類があるといわれるバラエティ豊かな料理です。友人・知人らとの会話で「お正月にどんなお雑煮を作るか」「丸餅か角餅か」などの話題で盛り上がったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

地域によって異なるお雑煮とヤマキ流の新作アレンジお雑煮のレシピをご紹介します。

1.お雑煮は地域によって何が異なる?

「日本全国お雑煮マップ」が作成されるくらい、お雑煮は地域ごとの特色があります。具体的にどのような違いがあるのか、ポイントを見てみましょう。

 

●お雑煮の基礎知識

稲作文化とともに歩んできた日本人にとって、育てた作物がきちんと収穫できるか否かは、生死に関わる重要な問題でした。中でも主食である米は神様が宿る作物として信仰され、「ハレの日」、つまり特別な日には、米や餅を神様に供えて祈り、感謝を捧げてきました。そこに各地方の土地で取れた農産物や海産物が並ぶこともありました。

 

そのようにして神様に捧げた米や餅、農産物のお下がりをいただく食事として作られるようになったのが、お雑煮です。「神人共食」と言い、やがて一年の始まりを祝う食事として作られるようになりました。

 

お雑煮の起源については諸説ありますが、室町時代には武士の宴で振る舞われていたとされ、庶民に広まったのは江戸時代のころといわれています。

 

 

こうした由来を持つお雑煮ですが、汁の味つけや使用する具材、餅の形などは地域独自の発展を遂げてきました。さらに各家庭ならではのアレンジも施されるようになり、家庭ごとのお雑煮が受け継がれて現代に至っています。

 

●地域ごとに異なるポイント

・餅

主な違いは、のした餅を切り分けた角餅か、手で丸めた丸餅かという点です。さらには、餅を鍋に直接入れて煮込むか、焼き餅にしてから鍋に入れるかについても地域によって異なります。

 

・味つけ、具

だしも、鰹や昆布のほか、あご、はぜなど地域によってさまざまです。味つけでは、醤油を使用したすまし汁仕立て、赤味噌や白味噌のほか、あずき汁で仕立てる地域もあります。具材は大根、にんじん、ほうれん草などの野菜や海産物など、地元に根差した食材が使われます。

 

2.地方ごとに見るお雑煮の特徴とレシピ

地域によって異なる味わいを持つお雑煮。ここでは、各地域(東北・関東・近畿・九州)

のレシピをご紹介します。

 

 

3.岩手県:くるみ雑煮

●東北地方

 

焼いた角餅に、すまし汁を合わせるスタイルが一般的です。

 

 

岩手県:くるみ雑煮

 

焼いた角餅とすまし汁に、いくらやあわびなど三陸沖で収穫された海の幸をあしらいます。さらに甘味をつけたくるみだれを添えるのが特徴で、お餅をすまし汁から取り出し、くるみだれにつけていただきます。

 

<材料(1人分)>

 

・A:基本のだし (かつおと昆布の合わせだし) 200ミリリットル

・A:濃口しょうゆ 小さじ1/2

・A:みりん 大さじ1  

・A:酒 大さじ1

・A:塩 少々

・角餅 1個 

・鶏肉 30グラム

・にんじん 20グラム

・大根 30グラム

・ごぼう 20グラム

・凍み豆腐(高野豆腐) 1/2枚

・せり、いくら 適宜

 

*くるみだれ

・くるみ 50グラム

・砂糖 大さじ1

 

<作り方>

 

1. にんじん、大根、ごぼうは千切りにして冷凍する。

 

2. 鍋にAと1,小間切れにした鶏肉、水で戻した凍み豆腐を加えて弱火にかける。沸騰したら、刻んだせりを加えて火を止める。

 

3. お椀に、表面がこんがりする程度に焼いた角餅をのせ、2を熱々の内に注ぐ。最後にいくらをたっぷりとのせる。

 

大晦日の夜、胡桃をすり鉢でペースト状になるまですり、翌朝お砂糖を混ぜて、雑煮の餅につけて食べるのが、岩手の雑煮の食べ方なのだとか…(諸説有り)

 

 

4.東京都、埼玉県:関東雑煮

●関東地方

 

東北地方と同様、焼いた角餅にすまし汁仕立てで作るお雑煮が主流です。

 

 

東京都、埼玉県:関東雑煮

 

鶏肉、しいたけ、三つ葉や小松菜などの青菜、大根や里芋などの野菜を具として、焼いた角餅を入れたすまし汁仕立てのお雑煮です。

 

<材料(2人分)>

 

基本のだし(かつおと昆布の合わせだし) 400ミリリットル

・薄口しょうゆ 小さじ1

・塩 少々

・角餅 2個

・里芋 2個

・小松菜 2束

・海老 2尾

 

<作り方>

 

1. 角餅は焼き網で焼き色がつくまで焼く。里芋は皮をむいてから水でさっと洗い、乾いたふきんで表面のぬめりをとって2等分に切り柔らかく下ゆでする。小松菜はさっと下ゆでし、約3㎝幅に切る。

 

2. 鍋にだしを入れて温め、海老を入れて再び沸いたら里芋を加え一煮立ちさせる。薄口しょうゆと塩で味を調える。

 

3. 器に餅と小松菜を盛りつけ2を注ぐ

 

 

5.京都府:京風雑煮

●近畿地方

 

東海地方を境に西側の地方では、丸餅が主流です。中でも、かつて文化の中心地だった京都を含む近畿地方のお雑煮は、煮たり焼いたりした丸餅に白味噌を合わせて作ります。

 

 

京都府:京風雑煮

 

丸餅を使い、白味噌味で仕上げるお雑煮です。具は大根や里芋、お豆腐など。お餅を食べるために、きな粉を添えることもあります。

 

<材料(2人分)>

 

基本のだし(かつおと昆布の合わせだし) 400ミリリットル

・白味噌 大さじ2

・丸餅 2個

・大根 3㎝

・にんじん 1/4本

・里芋 2個

・三つ葉 適量

・かつお節  適量

 

<作り方>

 

1. 里芋は皮をむいてから水でさっと洗い、乾いたふきんで表面のぬめりをとって2等分に切り柔らかく下ゆでする。大根とにんじんは約5mm幅のいちょう切りにする。

 

2. 鍋にだしを入れて温め、丸餅と大根とにんじんを入れて再び沸いたら里芋を加え一煮立ちさせる。白味噌をとぎいれ味を整える。

 

3. 器に注ぎ、節と三つ葉を添える。

 

 

6.九州:九州風お雑煮

●九州地方

 

丸餅にすまし汁仕立てで作られます。餅は、焼く地域と煮込む地域が混在しています。

 

 

九州:九州風お雑煮

 

<材料(2人分)>

 

基本のだし(焼きあごと焼き煮干(いわし)の合わせだし) 400ミリリットル

・薄口しょうゆ 小さじ1

・塩 少々

・丸餅 2個

・里芋 2個

・鶏もも肉 50g

・豆もやし  30g

・ほうれん草 2束                       

 

<作り方>

 

1. 丸餅は焼き網で焼き色がつくまで焼く。里芋は皮をむいてから水でさっと洗い、乾いたふきんで表面のぬめりをとって2等分に切り柔らかく下ゆでする。鶏もも肉は一口サイズに切る。豆もやしもさっと下ゆでする。ほうれん草は茹でて約4㎝の長さに切る。

 

2. 鍋にだしを入れ温め、鶏もも肉を入れて再び沸いたら里芋を加え一煮立ちさせる。薄口しょうゆと塩で味を調える。

 

3. 器に餅と豆もやしとほうれん草を盛りつけ2を注ぐ。

 

7.長崎県:具雑煮

その名の通り、具がたっぷり入ったお雑煮です。つくね、海老、大根、にんじん、青菜、蒲鉾など、お椀からあふれんばかりの具が豪華です。

 

<材料(1人分)>

 

・A:基本のだし(焼きあごと焼き煮干(いわし)の合わせだし) 200ミリリットル

・A:薄口しょうゆ 小さじ1

・A:みりん 大さじ1  

・A:酒 大さじ1

・鶏肉 30グラム

・丸餅 2〜4個(20グラム)

・里芋 小1個(30グラム)

・白菜 50グラム

・大根 50グラム

・にんじん 30グラム

・春菊 適宜

・凍り豆腐(高野豆腐) 1/2枚

・かまぼこ 1/6個

 

<作り方>

 

1. 里芋は輪切り、にんじんと大根は短冊切り、白菜は5cm幅に切りましょう。水で戻した高野豆腐とかまぼこは薄切りにします。

 

2. 小間切れにした鶏肉と1、Aを土鍋に入れ弱火にかける。

 

3. 沸騰したら丸餅を入れ、火を止めフタをして5分ほど蒸らす。

 

かまぼこを飾り切りにしたり、里芋を六方にむいてから輪切りにしたり、一手間かけてみて下さい。

 

 

8.ヤマキ流アレンジお雑煮レシピ

地域の文化が色濃く出るお雑煮ですが、やはり味の決め手はだし。ヤマキ流のおいしいアレンジお雑煮レシピをご紹介しますので、ぜひ一度お試しください。

 

 

9.アレンジ雑煮:トマトとお餅の紅白雑煮

 

<材料(1人分)>

 

・A:基本のだし(かつおと昆布の合わせだし) 200ミリリットル

・A:濃口しょうゆ 小さじ1

・A:みりん 小さじ1  

・A:酒 小さじ1

・ミニトマト 6個

・白玉団子 6個

・むき海老 3匹

・三つ葉 1枝

 

<作り方>

 

1. ミニトマトはさっと湯がいて冷水に取り、皮をむく。

 

2. 鍋にAと1と三つ葉以外の材料を入れてひと煮立ちさせる。

 

3. お椀に注ぎ、結んだ三つ葉を飾る。

 

カラフルミニトマトを使うと派手やかでお正月らしさが増します。

白玉団子の代わりに小さめの丸餅でも代用できます。

 

 

10.アレンジ雑煮:彩り野菜の雑煮

 

<材料(1人分)>

 

基本のだし(かつおと昆布の合わせだし) 200ミリリットル

・濃口しょうゆ 少々

・みりん 大さじ1  

・酒 大さじ1

・塩  少々

・角餅 1個

・鶏肉 30グラム

・ビーツ(紅芯大根などでも可) 20グラム

・長ねぎ 10cm

・小松菜 1束

・パプリカ (黄、赤) 20グラム(各10グラム)

・にんじん 10グラム

 

<作り方>

 

1. 具材を食べ易い大きさに切る。

 

2. 全ての材料を鍋に入れ、弱火にかける。沸騰したら出来上がり。

 

弱火でゆっくり煮ることで柔らかく、均一な火の通り具合に仕上がります。切り方はお好みで、具材もお好みのものでお試し下さい。

 

 

11.お雑煮は地域・家庭の文化を受け継いだ伝統料理

家庭の数だけ種類があるといわれるお雑煮は、日本の伝統にプラスして地域や家庭の文化が受け継がれた料理です。そう考えると、わが家のお雑煮がどこか奥深いものに感じられてきませんか?受け継がれてきた家庭のお雑煮を大事にしつつ、時にはほかの地域やヤマキ流新作お雑煮をヤマキ基本のだし®を使って作ってみてはいかがでしょうか。新たな味との出合いが楽しめそうです。

 

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